日本でも近年人気のあるミュージカルですが、実際にミュージカルをやりたいと言った時、なかなかどうやって始めたら良いか見つけられないのではないでしょうか。
特に子供からミュージカルを演じることができる劇団は数少ないのですが、ユースシアタージャパンは幼稚園年中から大人まで幅広い年齢のメンバーが活動しているミュージカル劇団です。
ダンス教室と何が違うのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
ダンス教室はダンスを練習しますが、ユースシアタージャパンではミュージカルを演じるための基礎を重点的に学ぶということが特徴です。
ユースシアタージャパンで活動をするには、まずはオーディションを受けよう
ユースシアタージャパンで活動したいと思ったらまずはオーディションを受ける必要があります。
オーディションは定期的に開催されておりますので、YTJのホームページからエントリーをすることでまずは一次審査を受けることができます。
一次審査が通過すると次は二次審査へ進むことができます。
二次審査はダンスステップ歌唱テスト、簡単な面接を行います。
実際に受けてみた感覚で言えば、オーディションはそんなに難しいものではなく、たとえダンスが初めてでぎこちない場合でも合格をしているという印象でした。
個人的な見解ではありますが、上手い下手を審査しているという印象はあまりありませんでしたので、あまり緊張せずに普段どおりにオーディションを受けてみると良いかと思います。
オーディションに合格するとユースシアタージャパンの一員となり活動することができるようになります。
メンバー憧れの選抜クラス
選抜クラスについて
ユースシアタージャパンには選抜クラスというものがあります。
選抜クラスになると、普段のユニフォームもえんじ色のジャケットに変わりメンバーの憧れの存在です。
特に低学年の時から通っているメンバーにとっては、選抜クラスは憧れのお兄さんお姉さん。
いつか僕も私もあのお兄さんやお姉さんのようにカッコよく踊れるようになりたいと憧れている存在です。
選抜クラスはスタッフ(先生)から声がかかると入会を検討することができます。
どんな基準で声がかかるかはわかりませんが、選ばれし者だけが入ることのできるクラスです。
息子が選抜に声がかかった‼︎
5年生になった時、息子に選抜クラスへの打診の声がかかりました。
親子共々大変嬉しいことです。
憧れていた存在の選抜クラスなだけあり、喜びは一塩でした。
しかし、入りたいという気持ちとは別に、ついて行くことができるのか、またスケジュール的に大丈夫かという迷いも正直ありました。
選抜クラスになると基礎レッスン、リハーサルレッスン、フォローレッスンとレッスン時間も大幅に増えます。
また、ミュージカルやイベントなど本番のチャンスも増えます。
迷った理由は中学受験が控えていたからです。
大変迷いましたが、せっかく頂いたチャンスなので、スタッフ(先生)に受験のことを話して相談しました。
その結果、受験を控えている子も選抜クラスにいること、また休会制度を利用することもできることを聞いて選抜クラスに移動することを決めました。
選抜クラスへ
選抜クラスへの打診が届き、検討を重ね選抜クラスに入ることに決めました。
まず、選抜と基礎レッスンの違いは、普段のレッスンが大きく違うということではなく、今までの基礎レッスンと同じように基礎をしっかりと学んでいきます。
以前、別のダンススクールに通っていたことがありますが、比べてみるとユースシアタージャパンのレッスンは、非常に基礎をしっかりと学ぶということを大事にしています。
特に選抜クラスではYTJを代表するクラスですので、より高度な技術に取り組みます。
ついていけるのかなと親の私の方が心配でしたが、そんな心配はよそに難しいステップがあると自宅で嬉しそうに練習をするなど、意欲的にさらなるレベルアップに挑んでいました。
選抜クラスに入ると、ショーケース・イベント等でも選抜クラスとして出演します。
ひとつの作品を作り上げることは、基礎クラスの時も同じでしたが、より難しい演目に取り組みまたソロパートなどがある場合もあるので、メンバー同士ライバルでもありまた良き仲間です。
お互いを高め合い、成長して行く姿が本当に素晴らしいと思います。
まとめ
私たち保護者から見ても、どの子も自分が劇団員であることに誇りを持ち、また仲間意識がとても強く、男女ともに非常に仲の良い、すばらしい関係を築けていると思います。
基礎クラス、リハーサルレッスンと受講している中で選抜への打診の話があると、選抜クラスへ入ることができます。
誰もが憧れる選抜クラスですが、スケジュールやまた誰でも入れるわけではないクラスなだけに、メンバーは声がかかったら真剣に考え選抜クラスへとステップを踏みます。
新たなミュージカルスターがYTJから誕生すると思うと非常に楽しみです。