どんな世界でもプロになれる子は一握り。
子供の将来の夢、野球選手やサッカー選手、芸能人になりたい子やミュージカルスターになりたい子。
子供たちはいろいろな夢へ向かって頑張っています。
そんな子供たちを応援していける大人になりたいなと思います。
夢に向かって頑張っている子をつぶさないサポート
小学生くらいの子どもはみんな憧れる将来の夢があります。
総理大臣になりたいという子、プロ野球の選手になりたい子、アイドルになりたい子、アナウンサーになりたい子、みんなキラキラした目で将来の夢を話してくれます。
でも親の立場として現実を考えてしまうと、そんなの一握り。
絶対無理(特に自分の子の事になると)と否定的な意見を言ってしまいがちです。
残念ながら希望すれば確実に就けるという職業ではありません。
そして一握りの子しかやりたい職業に就けないことを大人はわかっています。
でもそこであまり現実的なことを言ってしまうと子供の夢をつぶしてしまい、今頑張っていることをあきらめてしまうかもしれません。
私はそんな夢を壊すようなことはしたくないなと思っています。
プロの道を目指すうえでどうしても秀でた子はいる
スポーツの世界であっても、芸術の世界であっても必ず秀でた子はいます。
でも今秀でている子が将来活躍するのかというとそうでもありません。
人それぞれ成長するタイミングが違います。
例えば小学生の頃から野球チームに所属しているA君とB君。
A君はだれもが認めるほどの選手で、注目されていた選手でした。
B君は特に注目されるほどではありませんでしたが、普通よりは上手という感じです。
ところが将来プロの道に進んだのはB君でした、という話はよくあります。
特に子供の場合、成長の仕方で大きく変わってきます。
そんなに目立たなかった子が急にできるようになるというのはよくある話です。
なので今特別秀でていないからといってあきらめる必要などありません。
また残念ながら向き不向きというのもあります。
例えばダンスの世界の話をすると、クラシックバレエをずっと続けていたMちゃん。
バレエの教室では特に秀でていることはありませんでした。
中学生に上がる時にミュージカルに憧れ、ミュージカルアクターを目指すようになると、見る見るうちに上達してだれもが憧れるアクターになりました。
これは同じダンスの分野でもバレエよりもミュージカルの方が向いていたのかなと思います。
もちろんしっかりとしたバレエの基礎があったうえで、違う分野に入ったことでそれが良い方向に向いたということもありますが、少し違う畑に入るといきなり目が出るということもよくある話です。
うちの子が通うユースシアタージャパンの実力の差は?
ユースシアタージャパン(YTJ)では、選抜メンバーやYTJプロの演技を見ると、もうそれは圧巻です。
そしてみんなが憧れる目標でもあります。
ユースシアタージャパンに入っていれば全員が選抜メンバーに入れるのかというと、残念ながらそういうわけにはいきません。
これは上でお話ししたようにどの世界でも秀でた子は必ずいますのでやはり実力の差が出てしまうことは致し方ないことです。
でも今その子が秀でているだけであって、もしかしたら後から突然上手になるということもあるので諦める必要はありません。
それは練習時間であったり、体や心の成長であったり、一言では言い切れませんがいろいろなことが重なり合ってその子の実力として現れてきます。
中には歌やダンスが大好きで、レッスンがない日も歌っていたりダンスをしていたり、自主練習を毎日やっているからみんなよりも秀でている子がいます。
または最初からセンスがあって練習量は少ないけどすごく上手な子もいます。
でも全体を通してみると普通のダンス教室よりは平均的に上手なほうだと感じます。
選抜メンバーではない子も地域のお祭りやイベントに出演する機会があり、そこで他のダンス教室のメンバーも演技を拝見すると、やはりYTJの子は上手いです。
また他のチームと比べてもYTJの子たちはプロ意識が高いなと思います。
これは選抜メンバーだけではなく出ない子たちもみんなプロ意識が高く、指先までに心を入れている演技していることからわかります。
そのため見ているほうも、子供たちの演技を見るときはどうしてもこれを一番に思ってしまうのですが、ただかわいいなぁと思って見るのではなく、一つのステージとして楽しんでみることができるのだと思います。
YTJの子どもたちの実力はなぜ高い?
YTJの子どもたちはほかのチームに比べても実力が高いほうだと思います。
なぜ実力が高いのか。
私の考察は、一人一人が責任をもってお客さんに楽しんでもらうことを心掛けているからだと思います。
これはどんなに小さな子であっても、YTJでは一人のメンバーとして責任を持ち活動することを指導してくれるからです。
子供たちなりにそれを理解して、自分はYTJのメンバーであること、そしてそれを誇りに思っているからだと思います。
まとめ
どんな道でもプロになるということはそう簡単な事ではありません。
でもそれを目標にしている子供たちを応援してあげられるのはとても素敵なことだと思います。
プロになれなかったとしても、その頑張ったことは必ず人生において役に立ちます。
そっと見守っていてあげられたらと思います。